僕は…を愛していて、愛しい。
私は…信史を愛していて、愛しい。
「好きだ。」
「大好きよ。信史」
なのに何故 俺は目の前の雪のように白い肌に、喉に、刃物をつきつけているのだろう。
なのに何故 私は黒い凶器に指をかけ、彼の左胸に狙いを定めているのだろう。
「大好きか…なら俺は愛してる、だ」
「え。無理」
「うわ酷ッ」
「あはは。冗談で〜す」
二人でする他愛のない会話。
この会話が大好きだった。
ずっと続けられると思ってた。
こんなクソゲームさえなければ、俺(私)達は付き合っていたかもしれない。
あ。のやつ泣いてるよ。
可愛い顔が台無しだ。
でもどうせなら俺の下でなかせっ…っと!あっぶね。
信史め…変なこと考えてたくせに反射神経だけで避けるなんて!
こっちは反動でもううまく引金を引けないのに…
このゴキブリ男ッ!人の泣き顔見て苦笑いなんてしてんじゃないわよ!
「可愛い女の子泣かすなんて信史最低〜」
「そんな子どこにいるんだよ?」
「こ・こ・にw」
「うげ「この野郎…ッ」
もっと早く告りゃ良かった。
そしたらデートしまくりで思い出いっぱい作ってやれたのにな。
もしかしたらあ〜んなことやこ〜んなことまで出来たかもしれんのに。
あーもったいな。
もっと早くアタックすればよかった。
でも信二との関係壊すの怖くて、親友以上になれなかったんだもん。
(…女遊びヤバイって聞いてたし)
もし付き合えてたら自慢の彼氏になったのにな〜。
…ちょっとエロいのが玉に傷だけど。
「生き残った方が必ず優勝するってことでどうよ?」
「名案。乗った」
「それじゃ、ッりゃ!」「チッ!」
そんな相手と、こうして刃を交える。
こいつに殺られるなら本望だから。
こいつを殺れたら、満たされるから。
俺は、血で血を洗う戦場から、君を救う白馬に乗った王子様にはなれない。
私は、血で血を洗う戦場から、あなたと逃げ出すことができない。
だから…ッ!!
パアン!
ザクッ。
「必ず……生きろ…ッ!」
来世で会えたら今度こそ…
俺は、の白馬に乗った王子様になってこの汚い世界から拐ってみせると誓う。
来世で会えたら今度こそ…
私は、信史と世界中で一番幸せに暮らしてみせるって誓う。
「「だから、またな(ね)」」
静寂の中で、鮮やかに 赤が 舞った。
【年寄りの戯言】
何を書こうとしたのか…
確か部屋を片付けていたらBRがひょっこり出てきたもんだから衝動読みして…そのまま衝動書き。
いくらなんでも単純過ぎだろ自分よ…orz
しかも三村は本気で好きになった女の子はいない設定…
さらに言えば武器は銃(大型の自動拳銃ベレッタM92F)だったはずなのにナイフ…き、きっとこのあと拾っちゃうんだね!うん!!汗
そういえば巷では漫画のキャラがBRに巻き込まれるという夢が一時流行りましたね。
え?お、おうよ。べらぼう私もはまった当事者でさぁ。
…ゲフゲフ。まぁそんなこんなで。
もう閉鎖されてしまわれましたが[狂桜]様と[JUNK]様は最高でしたね。
この2サイト様は私の暗くなった原点で…いやほんと描写が素晴らしいですよマジで!
さすがに知ってる人いないかなぁ;;
もう数年前の話だし…でもお二人とも私は大好きでした。
狂桜の管理人さんには年賀状を無理言ってもらっちゃったりして…いやはやあの頃の私は世間を知らない若造でしてなんともお恥ずかしいk(以後長くなるので
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